2004年6月に、憲法の「改正」の動きに異議を唱え、「改悪」へのくわだてを阻もうと、ノーベル賞作家の大江健三郎氏らが呼びかけ人になって、”九条の会”が発足しました。
  ”九条の会”では、「この趣旨に賛同する人は、自分の住む地域や活動の分野で、草の根の自発的な持続した改悪阻止の運動をつくり出そう」と提起。この提起に応えて京都市内でも様々な「九条の会」が生まれています。

(京都市職労調査による)
行政区 名称 連絡先
北区 京都北・上京革新懇 TEL721-4635(野口昭一)
上京区 九条の会・上京ネット TEL841-3943(木下和子)
左京区 左京・九条の会 TEL705-1045(土橋 亨)
中京区 中京九条の会 TEL812-5002(中京地区労)
東山区 東山平和ネット TEL561-5500
(東山診療所・高見堂)
山科区 山科・9条の会 TEL090-9990-8257(辻田烝治)
下京区 「九条の会」下京ネットワーク TEL351-4393(料飲組合・加山武)
南区 ひろげよう平和憲法南の会 TEL691-1780(南地区労内)
右京区 右京区憲法九条の会 TEL312-2257
(右京民商・山田耕司)
西京区 西京ネットワーク TEL381-6414
(天理教神大都文教会・野田道法)
伏見区 伏見共同シンポジウム実行委員会 TEL604-2133
(京都南法律事務所・三浦)


北区

「平和・民主・革新の日本をめざす京都北・上京の会」
(京都北・上京革新懇)

 日本の良心を代表する著名人が、昨年6月に旗揚げした「九条の会」。その全国各地の講演会は、どこでも長蛇の列ができ人で埋め尽くされました。会の代表者は、日本国民の「九条を守れという地下鉱脈に当たった」と表現しました。
 ここ京都市北区においても、いち早く結成された西賀茂・大宮や鷹ヶ峰にひきつづき、金閣・衣笠、大将軍、紫明・出雲路、原谷・こぶしの里などの学区・地域で、立命館、仏大など各大学・学園で、保育園、紫野診療所など様々な職場・事業所で、そして建設関係の分野で、九条の会が生まれています。
  そんな中、私たち「平和・民主・革新の日本をめざす京都北・上京の会」(京都北・上京革新懇)は、5月に活動を再開しました。この熱い気持ちが伝わり、6月21日には「九条の会」の呼びかけ人である加藤周一さんを迎えての講演会が、西陣織物会館ホールを満員にしました。
 ところが今、総選挙の結果、「憲法をめぐって緊迫した状況」を迎えています。だから、もっともっと多くの学区・地域で、職場で、いろんな分野で憲法改悪に反対する九条の会が結成されることを願っています。

■連絡先
「平和・民主・革新の日本をめざす京都北・上京の会」
(京都北・上京革新懇)
TEL721-4635(事務局 野口昭一)
左京区

「子どもたちの未来を守る九条の会」

  “子どもたちの未来が危ない”と8人の保育園長が呼びかけ人となり、ちょうど1年前に会を発足させました。この間、保護者に呼びかけてビデオ鑑賞会や学習会、ピースコンサートなどの催しをしています。
  私が園長をしているだん王保育園は、宗教法人(檀王法林寺)のため、「生命の尊重」を基本理念においています。園での生活や宗教行事を通じて、「命を大切に」「みんな仲良く」という意識が芽生えればいいと。
  毎年8月の追悼法要では、アニメ映画の上映や戦争に行かれた方からのお話を聞くなど、「特別の日」であることを子どもたちに感じてもらえるよう工夫をしています。
  私が小学校の教員をしていた20数年前、学校現場への「日の丸・君が代」の押し付けで、現場や保護者の間で激論になりました。しかし今は、社会全体が憲法を「守る側」と「変える側」に分かれてしまっている現状を変えないといけません。
  子どもたちには、「君が代反対!」という結論だけを教えるのではなく、「なぜ『君が代』を聞くと気分が悪くなる人がこの世にいるのか」ということを考える手助けをしてあげたいのです。
  自分で感じ、考える過程をとばして結論を押し付けるだけでは、「日の丸・君が代」を押し付ける人たちとやっていることは同じです。先ずは、大人がもっと勉強しないと、子どもたちに伝わらないのは当たり前です。

「子どもたちの未来を守る九条の会」
呼びかけ人

檀王法林寺住職・だん王保育園々長
信ヶ原雅文さん
■連絡先(行政区の会)
「左京・九条の会」 代表世話人 土橋 亨
左京区田中門前町96-3 TEL 705-1045
中京区

「中京九条の会」

 60年前、わが国はアジアの人々と日本国民の幾多の犠牲のうえに、二度と戦争を行わない、そのために戦力は持たないと、九条を持つ平和憲法をもって世界に不戦の誓いを立てました。日本や世界の人々の平和への願いのこもった憲法です。
  しかし今、憲法九条を改定し、海外で武力行使ができるように変えようという動きが強まっています。国の存亡にかかわる大変危険なことが行われようとしています。
  戦争の間、文化や言論は、戦争を賛美するために圧力が加えられ、自由や人間愛は全体主義の邪魔だとして排除されました。童謡や童話も戦争に国民を駆り立てる内容のものが多く作られ、抒情的な内容のものは発表できませんでした。戦後、その多くが内容を変更され、文化人や芸術家は、二度とあの過ちを繰り返すまいと、多くの平和を守るための集団ができました。
  今、その人たちも各地の九条の会のメンバーとなり、九条を守る呼びかけをしています。
  不戦の誓いを破れば、60年かけて培われてきた、アジアの国々からの信頼はなくなり、孤立への道へ向かうでしょう。お金や軍事力で外交を進めるアメリカのようなやり方は、時代遅れで反発を買うだけです。平和外交でアジアの国々を結ぶことこそ、これからの日本の進む道だと思います。戦争は生命の、文明の破壊です。憎しみの他には何も生み出しません。平和な21世紀を子供たちに手渡すのが、今の大人の責任です。
  平和憲法を守るために、戦争に反対の人はみんなの声をあげましょう。黙っていることは認めることです。憲法九条を守るために力を声を集めましょう。

「中京九条の会」
呼びかけ人

声楽家
福島 左容子さん
■連絡先(行政区の会)
「中京九条の会」
中京地区労働組合協議会内 TEL 812-5002
山科区

「山科9条の会」

 私は、天台宗の座主から、仏教の戒(律)を伝授する伝戒師の役を授かっています。戒の中で一番大切なものは不殺生戒。人を殺してはならないということです。
  不殺生戒を法律にしたものが憲法9条です。人を殺す戦争はしない。人殺しのための軍隊は持たない。これは、近隣諸国に「2度と戦争はしない」という安心感、安堵感を与えてきました。どんなことがあっても守らなければなりません。
  ところが、自民党や民主党までもが、自衛軍は持ってもいいと憲法9条を変えようとしている。私は今でも保守系ですが、この点は自民党に考え直してほしいと思います。
  伝教大師(最澄)が天台宗を開いて今年で1200年。「己を忘れて他を利せよ」と教えられた。己の利益のみを考え、他国に攻めることがあってはなりません。

「山科9条の会」
呼びかけ人

天台宗・毘沙門堂門主
森川宏映さん

▼他の呼びかけ人の方々(50音順)
石井麻子さん(ニット・デザイナー)、亀谷英央さん(大本山・随心院執事)、木村進次さん(すわらじ劇園園長)、清水武彦さん(京都YMCA理事)、高谷光雄さん(染色家・京都精華大学教授)、永原 誠さん(被爆者・立命館大学名誉教授)、野瀬 清さん(歯科医師)、藤田雅延さん(高野山真言宗・安祥寺住職)
■連絡先
「山科・9条の会」事務局
〒607-8022 山科区四ノ宮小金塚8-304(辻田烝治気付)
TEL090-9990-8257
下京区

「九条の会」下京ネットワーク
(略称・下京憲法ネット)

 下京では、昨年9月に準備会をスタートしました。
  準備会では、秋山健治弁護士を講師に「憲法を学ぶ」学習会や医師・弁護士・元教員・主婦などが「戦争体験と憲法」について語る12・8下京憲法フォーラムを開催し、賛同者を150人を超えるまでに広げてきました。
  今年6月28日、医師・弁護士・宗教家・ボランティアグループ・業者・女性など15人の呼びかけで、立命館大学の安斎育郎教授の記念講演のあと120名の参加で「九条の会」下京ネットワーク(略称・下京憲法ネット)を発足させました。
 下京憲法ネットは、日本国憲法9条を守る一点で、個人の賛同者を広げ、当面11月3日までに500名に広げ、地域・団体などあらゆる分野で「九条の会」をつくり、学習会や改憲反対署名を進めていくことを申し合わせています。
  ご賛同の声をお寄せください。

■連絡先

下京料飲組合 加山 武さん
TEL 351-4393 FAX 341-6978
■連絡先(学区・地域の会)
●「9条の会」洛央ネットワーク
下京区柳ノ馬場高辻上ル 森野 喜代 TEL351-6028
●「9条の会」菊浜地域の会
下京区木屋町正面下ル 長田 豊 TEL351-2105
●憲法九条を守る銀杏の会
下京区若宮通リ五条上ル 中谷 隆亮 TEL351-5813
南区

「ひろげよう平和憲法南の会」

 イラクに大量破壊兵器は見つかりませんでした。アメリカのイラク侵略の口実がくずれたのです。それなのに依然としてアメリカ軍はイラクにいすわり、罪のない民間人を殺傷しています。多くの国がイラクから撤退しているのに、日本は、アメリカ支持を変えず自衛隊を引き上げようとはしません。自衛隊の派遣をイラクの人たちは決して歓迎していません。以前のような平和外交による国際貢献をこそ求めています。
  怖いのは、アメリカのやり方を真似る小泉首相です。目的のためには手段を選びません。ウソでも平気です。今度の選挙でも、郵政改革が全てのように演出し国民をだましました。サラリーマン増税はしないと公約しながら選挙が終われば増税を口にしています。これまでも自民党をぶっ壊すと言っておきながら、壊してきたのは国民生活ばかりです。次は憲法改悪です。しかも、与党だけで憲法改正の国会発議が可能になりました。
 憲法九条は先の大戦の深い反省のうえにたって、二度と戦争はしないと誓って国民自身が決めた平和の証です。日本の良心です。日本を再び戦争のできる国にしてはなりません。先人の思いと、世界の人々の憲法九条にかける希望を裏切ってはならないと思います。

「ひろげよう平和憲法南の会」

事務局長 中西 健二さん
■連絡先
「ひろげよう平和憲法南の会」事務局
TEL691-1780(南地区労内)
右京区

「右京区憲法9条の会」

【終戦60周年記念作品】

長編アニメーション映画
「ガラスのうさぎ」
原作/高木敏子
(金の星社刊「ガラスのうさぎ」より)
声の出演/竹下景子、最上莉奈他
監督/四分一節子 

 『草の根から憲法改悪事反対の取り組みを進めよう』と昨年10月30日立命館大学の岩井忠熊名誉教授をはじめ多彩な分野の著名な15名の方々のよびかけで「右京区憲法9条の会」を立ち上げました。
 毎月の「9の日宣伝」や憲法署名に取り組み、4月9日には「春、平和の種をまこう〜!私たちから」と「講演とコンサートのつどい」を開催しました。平和でこそ触れることのできるすばらしい演奏に感動。第二部の安斎先生の講演では、簡単な手品を交え人間のだましやすさと、国家も国民の「思い込み」を利用し戦争に思想動員する巧みさ恐ろしさを話していただき、参加者から多くの感想とカンパが寄せられました。この取り組みを契機に右京区内の地域や分野毎にたくさんの「九条の会」が結成されています。
 平和でなければ暮らしも、文化も楽しむことはできません。国家も国民の思い込みを利用し戦争へと追いやろうとしています。共に真剣に考えませんか。来る12月18日(日)午後「右京区憲法9条の会」1周年として映画「ガラスのうさぎ」の上映会を計画しています。多くの方々にご覧いただきたいと願っています。(上映協力券あります)

「右京区憲法9条の会」

右京区・民商 山田耕司さん
■連絡先
「右京区憲法9条の会」事務局
TEL312-2257(右京区民商内・山田耕司)
西京区

「守ろう憲法と平和ー 憲法9条改悪に反対する署名運動」
西京ネットワーク

 戦後のわが国の再出発の原点となった現憲法の理念を代表するのが九条です。これを改悪することは、戦後貫いてきた平和路線の否定であり、ひいては大戦でのはかり知れないほど多くの人々の犠牲への冒とくにつながります。
  世の中が、どんなに変化しても、ぶれてはならない人間としての規範に、仏教は十善戒をあげますが、憲法では最も不殺生をうたっている九条一項であり、またその因となり縁となる戦力を保持しないことを宣言している二項です。
  悲惨な体験の反省の元に出来上がったこの条項こそがこれからの国際社会の平和を支えていく指標になっていくものです。
  昨今の、経済効率こそが全てに優先するという世相、ことに「改革」という名のもとに、米国型の貧富拡大と環境破壊傾向が強まる中、憲法までもが、“時代遅れ”とされている風潮に強い危機感を覚えます。
  このごろの国会のように議論の深まりもなく、数の力で、なしくずし的に憲法が変えられてしまうことがあってはなりません。

「守ろう憲法と平和ー憲法9条改悪に反対する署名運動」
西京ネットワーク

呼びかけ人代表

正法寺住職
吉川 弘哉さん

▼他の呼びかけ人代表の方々(50音順)
尾崎 望(民医連かみの診療所々長)、辻 史朗(西京老人クラブ連合会会長)、野田道法(天理教元分教会長)、松永 和子(西・右京地区労働組合協議会議長)、
■連絡先
「守ろう憲法と平和ー憲法9条改悪に反対する署名運動」   西京ネットワーク事務局
西京区川島権田町30-3 天理教神大都文教会内(野田道法気付)
TEL381-6414
伏見区

伏見共同シンポジウム実行委員会

 10月15日、「憲法9条で21世紀に平和を創る伏見共同シンポジウム実行委員会」が協賛して、「龍大9条の会」結成記念講演会が開催されました。
  講師のお一人は、「九条の会」の呼びかけ人のお一人の澤地久枝さんに「憲法誕生の立会い世代として」のテーマで話していただきました。澤地さんは、もと「婦人公論」の編集次長で、「妻たちの2・26事件」や「火はわが胸中にあり」(日本ノンフィクション賞)、「昭和史のおんな」、「記録・ミッドウェー海戦」(菊池寛賞)など多くの著書で知られています。
 もうお一人は、全国憲法研究会代表・日本公法学会元理事、現在龍谷大学法科大学院教授で、日本における平和主義研究の第一人者の山内敏弘さんで、「改憲論議の動向と問題点」を話していただきました。
  私たち「伏見共同シンポジウム実行委」は、地元伏見で「龍大9条の会」が発足したことを心から喜んでいます。
 今年2月12日にも世光教会ホールをお借りして共同シンポジウムを大きく成功させてきましたが、今後も伏見の各地域でシンポの開催に取り組んでいきたいと存じています。その節にはぜひご参加ください。

伏見共同シンポジウム実行委員会
呼びかけ人代表

京都南法律事務所・弁護士
岩佐英夫さん

▼他の呼びかけ人代表の方々(50音順)
大山悠子(京都YMCA常議員)、小倉襄二(同志社大学名誉教授)、君村千代子(ベテスダの店)、木安 透(日本基督教団世光教会牧師)、立石恭子(小児科医)、田中則夫(龍谷大学教授)、手塚良子(京都子どもを守る連絡会会長)、所 久雄(京都国際福祉協力会代表)、中川慶子(京都ノートルダム女子大学教授)、中川健太郎(花園大学教授)、広原盛明(京都府立大学元学長)、山内敏弘(龍谷大学教授)

■連絡先
「伏見共同シンポジウム実行委員会」事務局
南法律事務所(三浦)TEL 604-2133 FAX 604-2135