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2016年10月03日

【ザ・しょくば】2016.10.1

 最近、沖縄の米軍基地問題が報道で取り上げられている。沖縄は、豊かな自然と独自の文化が残る観光地のイメージが強い。その沖縄の中の「ヤンバル」と呼ばれる亜熱帯林にある高江という小さな集落で、米軍のヘリパット建設をめぐって大きな動きがある。▼住民の反対の声も聞かず、国の一方的な決定で、村を取り囲むように6つのヘリパット建設が進められている。住民にしてみれば、生活の危険と豊かな自然が破壊されることを意味し、07年7月から建設阻止の座り込みが続いている。▼これまで国が座り込みをする住民を訴え、オスプレイ配備を隠すなどの問題があり、参院選後には機動隊による強制排除など、住民との衝突が絶えない中、森が大規模に伐採され、工事が進んでいる。対話ではなく、力によって物事を進めようとする国の姿勢を強く感じる。▼私の仕事も、手続きの許認可や公共事業などで公権力を行使している。仕事で「基準で決まっている」「所管課としての立場で話をする」といったことを耳にする。これ自体は間違っていないが、本当に住民のことを考えて仕事ができているのだろか。敵対ではなく、寄り添う、より近くで対話することが、求められるのではないか。▼仕事の量や負担が増えて余裕がない今だが、物事を正しく捉え、考える力を身につけることと、伝えていく力が必要なのではないだろうかと改めて感じる。(米軍訓練場を除いて国立公園に!?)