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2017年03月06日

【ザ・しょくば】2017.3.1

私は生活保護のケースワーカーだ。小田原市の生活支援課職員のジャンパー問題には、様々な意見・見解がある。生活保護の最前線の現場を理解した意見もある。しかし、「生活保護の現場も知らないのに発言するんじゃねえよ!」と言いたくなるものもある。何人かから「作られるのもわかる」という意見も耳にした。▼ジャンパー問題は市民感覚に欠けた人権侵害だ。許されないし、指摘されるのも当然のことだ。が、実際にケースワーカーとして働く者としては、問題に至った経緯をもっとクローズアップし、そこに隠れている問題点に目を向けてほしい。▼不人気職場。人手不足。業務は年々増加。私自身、100を超える世帯を担当する。不正受給ばかり追及させられ、受給者からは疎まれる。暴力や脅し、警察沙汰もある。人間不信にもなる。そして特殊勤務手当が削減された。どうやってモチベーションを上げればよいのか。評論家のように批判するのは簡単だ。▼小田原市であったことは形を変えて発生していくのではないか。問題を解決するにはどうすれば良いか。なぜジャンパーが作られたのか。小田原市では事件後、体制面が見直され、職員の配置もあったと聞く。私たちの職場でも人員不足や業務の危険性を訴えている。しかし、手当も人員も削減されるばかりだ。事件がなければ、現場の状況は理解されないのか!てん末は市民へしわ寄せがいく。
(アーモンドチョコ)