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2017年04月27日

【ザ・しょくば】2017.4.21

「ブラック企業」という言葉が浸透し、いつの間にか社会的に認知された。そもそもIT労働者が使いだした言葉だという。ITは新興産業だ。労働組合があり、労使関係があり、労務管理のあり方が決まるような、昔ながらの「日本型雇用」ではない。安定した働き方ではなく、酷使されていた。この状況を就活者たちが、「やっと会社に入れても、使い潰されるかもしれない」と恐れて使い、ネットのなかで拡散され、流行語大賞まで受賞した。▼新興産業の台頭は「日本型雇用慣行」を破壊した。これまで労使協調の労使関係のなかで労働環境を維持してきた大企業で、「日本型雇用慣行」のあり方が見直さていく。ブラック企業は、労働者を100人や200人という規模で採用し、無権利状態で働かせ使い潰し、高利益を上げる。これが新しい雇用のあり方として広がった。▼労働組合が労使協調路線で、労働者の利益より会社の利益を優先する。労働組合がない。または未組織の非正規労働者のところで、無権利のブラック状態がある。▼労働組合はブラック状態を改善させ、労働者の権利を向上させることが役割だ。その力は人数によって発揮できる。▼労働組合に入るメリットは、入ることで自分を守り、仲間も守ることになり、働く環境を改善できる。自分のメリットとしてかえってくるのだ。だから私たちは、こう呼びかける。「あなたの力が必要です」。(赤髭)