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2017年05月19日

第88回全京都統一メーデー

第88回全京都統一メーデー
働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう

 毎年5月1日に開催されるメーデーは、労働者の祭典として、労働条件の改善や平和を守る国際連帯の日として世界中で取り組まれています。今年も、「働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう」をスローガンに、第88回全京都統一メーデーが5月1日に開催され、中央会場となった二条城前広場に8000人が集まりました。
今年は、長時間労働や過労死など働き方の改善が問われるなかでのメーデーです。また、アメリカと一体で戦争する国づくりを共謀罪法案の成立でさらに進めようとする政治に対して、平和と民主主義を守る政治への転換を求めてたたかう重要なメーデーとなりました。
京都市職労も、各支部から工夫を凝らした横断幕や大型鯉のぼりに要求が集められたデコレーション、にぎやかな要求プラカードを掲げ、京都市役所までパレードを行いました。

 

メーデーの起源 労働時間短縮を掲げ

異常な働き方を変えよう

いま、日本の労働者の働き方は社会的問題となっています。異常な長時間労働によって過労死に追い込まれる状況が、正規雇用の若者を中心に取り巻いています。非正規で働く若者には、低賃金の無権利状態があります。
長時間労働の問題をめぐって、労働者の悲痛な告発が社会問題となり、政府は「働き方改革実行計画」に労働時間の上限規制を盛り込みました。しかし、その内容は大企業の要求に沿って、過労死ラインの残業を容認し、長時間労働にお墨付きを与えるものです。異常な長時間労働の根絶のため、実効性ある上限規制が求められています。

8時間労働を要求に

1886年の米国。一日10~14時間といった長時間労働に苦しめられていた労働者が、「8時間労働」を要求し、5月1日にストライキに立ち上がりました。ストは、シカゴを中心に1万5000の工場で約35万人にまで膨れ上がり、多くの職場で8時間労働制の労働協約を勝ち取りました。資本側の抵抗と弾圧に屈せず、労働者のたたかいが続くなか、労働者の国際組織「第2インターナショナル」が米国の労働者のたたかいに呼応して、1890年に毎年5月1日を世界の労働者が行動することを決議し、各国の労働者がストライキや集会で連帯の行動を行いました。これがメーデーの起源です。
「8時間は仕事に、8時間は休日に、8時間は自分の好きに」をスローガンにした当時のメーデー。自由と時間短縮を求めたメーデーの原点に立ち返り、人間らしく働くことのできる働き方の実現、平和と民主主義を求めて運動をすすめましょう。