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2017年09月08日

低賃金化に歯止め 時給1500円を求めて

低賃金化に歯止め 時給1500円を求めて

 祇園祭の余韻を残す7月25日に京都総評は、最低賃金引上げを求める昼デモと京都労働局への請願行動を行いました。京都市職労も署名を持ち寄り、参加。全国一律1500円を実現させ、低賃金化に歯止めをかけることが求められます。

結論ありきでなく実態を見よ

最低賃金引上げの運動は、海を越えて先進国では時給1500円を勝ち取っています。日本では、非正規雇用化がすすめられ、若者を中心に低賃金化や長時間労働といった働き方の問題が深刻となっています。国民の声におされ、政府は、全国平均1000円と実効性に乏しい中小企業支援策を打ち出しています。
最低賃金の目安について議論する中央最低賃金審議会では、諮問の際、昨年までは厚生労働大臣が出席をして、自ら諮問に対する発言を述べていましたが、今年はそんな姿もありません。労働者の実態を見ず、政府の方針として掲げた年3%程度、全国平均1000円の引き上げのみで目安審議がすすめられています。御射山公園での集会では、総評事務局から「8月7日の本審で今年の最低賃金の答申が出される予定となっており、運動を強めていこう」と呼びかけられました。集会後は、烏丸御池の京都労働局までデモ行進し、労働局への請願行動を行いました。

青年層とりまく劣悪な働き方

京都総評青年部最賃実行委員会は、青年層を中心に「最賃生活体験」を実施。行動のなかで「青年層で最賃の水準で生活する労働者も増えており、働き方と低賃金の問題は深刻だ」と報告されました。京都市職労青年部でも4人が最賃体験に取り組みました。体験者からは「なかなか自立が難しい」「親と同居の有難みを感じる」など感想が寄せられました。1500円を求めて、全体の層を底上げしていくことが求められています。