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2018年07月25日

原水禁平和大行進

原水禁平和大行進
政府に核兵器禁止条約の発効・参加を迫っていこう

 8月の原水爆禁止2018世界大会に向けて行われる国民平和大行進(東京―広島コース)が6月21日京都入りし、山科ラクト公園で滋賀県から引き継ぎ。京都市職労の組合員ら約400人が、京都市役所までパレードしました。

私たちの歩みと声が、新しい情勢をつくってきた

今年は平和行進が始まって60年。核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者援護を訴え、60年間、歩み続けてきました。
引き継ぎ集会であいさつを行った原水爆禁止国民平和大行進京都実行委員会の梶川憲代表は、4月の南北首脳会談や米朝首脳会談など、朝鮮半島と北東アジアの情勢変化にふれ、「私たちの声と一歩が、新しい情勢を積み上げてきたのは間違いない」と強調。被爆国政府の役割を果たせない安倍政権を糾弾し、「平和行進を通じて核兵器廃絶、被爆者連帯、そして日本政府に核兵器禁止条約への調印発効・参加を迫っていきましょう」と激励しました。
5月6日に東京都江東区の夢の島公園を出発し、広島まで全行程を行進する南友佳子さんや京都府内を通し行進する新庄沙穂さんら参加者は、東京からの横断幕・タスキを先頭に、約3時間かけて市役所前に到着。平和行進への決意を表明し、京都市もあいさつしました。
京都市職労は今年も、市役所前で冷たいお茶などを配り、行進参加者を激励しました。

核廃絶、被爆者支援など
平和施策の推進求め、京都市と懇談    平和行進実行委

 
原水禁国民平和大行進京都実行委員会は6月22日、核兵器廃絶の促進や被爆者の活動支援などを求め、京都市と懇談を行いました。これは核兵器禁止条約が昨年、国連で採択されるとともに、京都府・市も参加する平和首長会議が、「核兵器禁止条約の早期発効を求める特別決議」を採択したもとで、同実行委が5月、8項目の要望書を京都府・市へ提出し、求めていたもの。
懇談では、参加した被爆者や行進者らが、ヒバクシャ署名への協力や平和施策の推進などを訴え。市の担当者は、市・区役所で取り組んでいる核兵器パネル展を紹介しながら、「広島市や平和首長会議と連携し、(署名など)関心を高めていくような事業を行いたい」などと対応しました。