お知らせ・ニュース

2018年10月10日

幻のドラマ『ひとりっ子』上映と学習会 市職労女性部

幻のドラマ『ひとりっ子』上映と学習会
市職労女性部

 京都市職労女性部(藤本晴美部長)は9月26日、戦争や「表現の自由」について考えようと、職員会館かもがわで56年前のテレビドラマ「ひとりっ子」の上映をおこないました。
「ひとりっ子」は62年にRKB毎日放送が芸術祭参加作品として、防衛庁の協力も得て制作。当時の「東芝日曜劇場」で放送されるはずでしたが、直前になって右翼や政治家らの圧力で放送されず、「お蔵入り」となった幻のドラマです。
物語は、長男を戦争で失った“ひとりっ子”の二男が、元従軍記者だった父親のすすめで防衛大学を受験。合格するが、「愛国心に軍隊は必要か?」と進学を悩みます。母親は息子を死なせた後悔から、「戦争のまねごとをさせたくない」と反対。やがて二男は、母やバスガイドをしている彼女に励まされ、働きながら学ぶ生き方を選びます。
上映後、京都放送労働組合の長岡信行書記長が、当時の時代背景や、非正規雇用が多数になってる現在のマスコミ現場について報告。
参加者からは「息子が資格取得のため、自衛隊に入ると言ったことがある。戦争を意識せずとも、殺し殺される危険を親子で話し合ったことを思いだす」、「自衛隊の主張も反映している。これにクレームがつくのはおかしい」、「こういう上映会を労働組合がするのを応援したい」などの発言・交流がされました。