お知らせ・ニュース

2018年11月28日

11・3憲法集会in京都  

子どもたちに戦争する国を残さない
11・3憲法集会in京都

京都市職労病院支部支部長 太田あゆみ

私は子育てをするなかで、組合で学び、いろんな行動への参加を通じ、「子どもたちに戦争する国を残してはいけない」と思うようになりました。
貧困と格差の増大、社会保障の改悪、LGBTには生産性がないと言い放つ…。個人の尊厳を尊重しない安倍政治を見て、私は、ほんとうに日本は戦争する国になるのではないか。そんな思いで3日、「生かそう憲法・守ろう9条 憲法集会」に参加しました。
会場の円山公園音楽堂は、「憲法を守れ」の一点で2200人が参加。記念講演をした東京大学名誉教授の広渡清吾さんは、米軍政下の「沖縄留学生」のエピソードにふれ、「沖縄の本土復帰運動を支えたのは『日本国憲法、そして9条を持つ新生日本に帰る』という強い願いだった」とのべ、「日本の平和主義の試金石。『沖縄は沖縄に返せ』と声を大きくしなければならない」と訴え。そして「安倍政権は、『憲法に自衛隊を書くだけ』というが、自衛隊は防衛省の一つの行政機関にすぎない。自衛隊を憲法に書くという事は、行政機関の中で自衛隊だけを国会、内閣、裁判所の三権や地方公共団体と同列の、特別扱いをすることになる。まさに軍事の優先化だ」と厳しく批判しました。

憲法生きる社会へ取り組み広げたい

集会終了後、市役所まで「憲法を変えず、政治を変えよう」「辺野古に基地はいらない」と憲法ウオークをしました。
私はこれからも、憲法を生かし、一人ひとりが大切にされる社会となるためにはどうしたらいいか、関心を持ち、学び、取り組み、周りの人に広げていきたいと思います。