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2019年07月18日

介護保険業務委託・雇い止めにSTOPを!緊急市役所前集会

介護保険業務委託・雇い止めにSTOPを!緊急市役所前集会
STOP!怒りの声聞け!

 介護保険業務の集約委託化と嘱託員雇い止め問題は、山場を迎えようとしています。
市民や関係団体からも懸念する声が続出しているにもかかわらず、業務検討会を打ち切り、強引にプロポーザルをすすめようとする保健福祉局。抗議の声を集め、立ち止まらせるために、京都市職労は、7月9日に京都市役所前広場で、「介護保険業務委託・雇い止めにSTOPを!緊急市役所前集会」を行いました。市職労組合員の他にも、多くの団体が激励に駆けつけました。

強引にすすめる京都市―「拙速にすすめるな」の声

介護保険業務の集約委託化と雇い止め問題について、強引にすすめる京都市に対して、市民からも関係団体からも、「拙速にすすめるな」という声が広がっています。一回目の山場となった3月20日の京都市議会本会議では、介護保険業務の集約委託化に関わる事務的経費が含まれた予算を成立。4月23日の民生支部と保健福祉局の交渉では、保健福祉局が業務委託のプロポーザルをすすめるための業務検討会を実施することを提案。こう着状態のなか、労使合意なく集約委託をすすめる可能性もあったことから、①雇用主の責任を重く受け止め努力すること、②個々の業務について集約委託ありきでなく、集約委託が困難であると判断された業務については、委託範囲から外すこと、③集約委託可能かどうかの判断基準として、現在の業務の水準を低下させないものであること、④委託範囲の見直しにより、新たな会計年度任用職員の職の設定を検討すること―などを確認し、追及の場を業務検討会に移行して運動をすすめました。

異論続出の検討会も打ち切り

しかし業務検討会では、局から示された「業務フロー図」に誤りがないかの確認に留まり、現場から参加した委員から、「そもそも何のための集約委託なのか」「市民サービスの維持は図れるのか」と異論が続出したにも関わらず、「業務検討会は、そもそも論について議論する場ではない」として、業務検討会を3回のみ開催して打ち切りました。現場から提出された921件もの意見や質問についてもまともに応えず、強引に委託にむけたプロポーザルをすすめようとしています。

あきらめない!要求ぶつけて前進を

「市役所前集会」は、「市民の会」に参加する多くの団体が駆けつけ、激励のスピーチ。京都ケアマネージャーネットワークの大倉宗一郎事務局長は、「調査員のみなさんは、一緒に足を運んで丁寧な支援をされている。民間委託は、介護保険業務崩壊の危機だ」と訴えました。
福島功京都自治労連委員長は、自治労連弁護団の意見書をふまえて「局は、『労働法規を犯してまで進めるつもりはない』と言うが、業務検討会の内容を見ると偽装請負の可能性が増している。認定審査会の事務局を担ってきた職員が副担当。主担当には委託業者がつく。委託業者が間違ったことを言った場合、委託業者に指摘すると直接指揮命令をすることになり、偽装請負になる。指摘しなければ訂正に時間がかかり、市民サービスの低下になる。偽装請負と市民サービスは二律背反、両立しない」と指摘しました。
梶川憲京都総評議長からは、「職員の雇用も、市民の命がかかった介護も、その責任は市長にある」と喝破。
久安隆行民生支部書記長は、「業務の水準、偽装請負の問題を先送りにして、市民の介護を受ける権利がどうなるのか不安の声が相次いでいる。局は、『なぜ急ぐのか』という意見や質問が噴出しているのに曖昧に放置。交渉のなかで、みなさんの声に応えて前進を勝ち取りたい」と決意表明しました。
介護保険嘱託員の4人がリレースピーチ。深刻な職場の状況や決意が語られ、激励の拍手が沸き起こりました。
小林竜雄京都市職労委員長が、「市民にとっても、介護を支える事業者にとっても、業務を担う嘱託員にとっても、一つも良いことはない!ここで口を閉ざしたら思うつぼ。要求をぶつけ、撤回に向けてがんばろう」と力をこめ、団結がんばろうでかためました。