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2020年01月08日

新年あいさつ

新年あいさつ
中央執行委員長 永戸 有子

声をあげることで
変える
ことができる希望の年へ

 新年あけましておめでとうございます。
昨年は、いろいろ腹が立つこともたくさんありましたが、新年号ですので、明るい話題として、私が希望を感じた出来事から取り上げたいと思います。
それは、大学の入試改革をめぐって若者が起こした行動です。
今年の大学入試から「新テスト」として、英語の民間試験の導入と国語、数学への記述式の試験の導入が予定されていました。これを高校生や教員をはじめ、多くの関係者や野党共闘の力で、今年度の導入を見送りとすることができたのです。
この問題が多くの人に知られるようになったきっかけは、8月24日に当時の文部科学相が埼玉知事選の応援演説をした時に、大学入試に反対してヤジを飛ばした慶応大の学生をその場から強制的に排除したことです。これを受けて、8月30日に文科省前での抗議が呼びかけられ、その後も何回も抗議行動やシンポジウムが開催され、高校生も怒りのスピーチをしています。10月4日に行われた文科省前の抗議行動では、都内の高校2年生が入試改革の問題を次々に指摘したうえで、つぎのように締めくくりました。
〝言いたいことは一つです。僕たちに入試を受けさせてください。制度を強行させてしまえば、下の世代へも波及してしまいます。荒唐無稽な政策は、後輩たちのためにも中止してください〟
高校生たちは、「大学入学共通テストから学生を守る会」をたちあげ、署名行動を行いました。4万筆の署名を国に提出するなど、当事者が行動にたちあがりました。そういう運動のなかで、萩生田文科相の「身の丈」発言があり、一気に世論が味方して今年度の導入断念に追い込んだのです。
〝声をあげることで変わることを実感した〟
これも高校生の言葉です。若い世代が自ら声をあげ、声をあげることで国をも動かすことができることを目のあたりにしての発言です。
声をあげることで変えることができる。これは、2月の京都市長選挙でも言えることです。「こんな市政になってほしい」「こんな市政だったら頑張れる」ということを言葉にして、どんどん発信しましょう。私たちは市役所で働いているからこそ、あげられる声もあります。声をあげることで、その声は波状的に広がり、市政を変える大きな力になるはずです。
最後にこの1年がみなさまにとって、よい年になることをお祈りして、新年のあいさつとさせていただきます。