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2021年02月04日

ひっ迫する医療現場 賃金カットなんてありえない!!

コロナ禍の自治体職場では今 ④― 京都市立病院 ―
ひっ迫する医療現場 賃金カットなんてありえない!!
病院支部 副支部長 太田あゆみさん

このままでは救える命が救えない!!

京都府内で新型コロナウイルス(以下新型コロナ)の感染者が確認されてから、一年が経ちました。今も感染拡大は続き、2度目の緊急事態宣言が発令されています。

そんな中、京都府は、公表する新型コロナ専用の病床確保数720床のうち、すぐに使用できる病床が330床と、半分にとどまることを1月19日に明らかにしました。

内訳は、重症病床が38床、中等症病床が292床です。1月中旬の時点で、自宅待機者は456人・ホテル療養者は110人・調整中の方は579人おられました。入院できない感染者が1000人以上おられる状態が継続しています。

この中には若くて軽症の方もおられますが、2カ月ほど前なら入院できていたはずの高齢者や基礎疾患を持つ方もおられます。

新型コロナの難しいところは、自覚症状が一見軽そうでも急に悪化する場合があることです。症状が出始めた時には軽くても、1週間ほど熱が続いて食欲がなくなり、病院に到着した時には人工呼吸器が必要な状態の方も増えています。

今こそつながり広げる取り組みを

病院支部では、職員の服務の充実・感染拡大防止への対策、防疫手当の支給などを求めて、2020年3月、病院当局に対し「新型コロナによる肺炎患者受け入れに関する要望書」を提出。その後も、組合員の切実な思いや要求を実現するために、計7回の要望書を提出し交渉を重ねています。

また、京都市がこのような状況下で職員の賃金カットを提案した事を知り、「コロナ禍で自らの感染リスクや家族への感染リスクもある中で一生懸命働いている病院職員の賃金カットは提案するな」「職員の賃金を減らすことなく病院運営が行えるよう、今後も京都府や国へ感染症などの支援金の要望は続けよ」と、1月13日、いち早く病院当局に「賃金に関わる要望書」を提出しました。

組合員さんへ京都市の姿勢や組合の運動を知らせるために、1月18日から21日の昼休みに、パネル展示&パン持ち帰りランチョンを開催し、約360人の組合員が参加しました。

つらい日々や厳しい状況が続きますが、コロナ禍だからこそ新しい取り組みで組合員さんとつながり、運動の輪を広げ、市民の命を守り、私たちの要求実現に向けてこれからも取り組んでいきます。