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2021年02月18日

ザ・しょくば【2021.2.15.】

「ブルシット・ジョブ」。bullshitは直訳すると牛の糞。「クソどうでもいい仕事」と訳され、文化人類学者デヴィッド・グレーバーが提唱した。社会的にさほど重要とは思われない仕事。やっている本人でさえ意味がないと感じてしまう。無内容な労働を強いられ、やりがいや達成感、充実感もない。「労働の疎外」だ。コロナ禍の自治体の仕事の中にも見てしまう。▼私たちの働き方に疑問を感じることがある。一日の仕事に全集中で「規定時間内に自分のタスクを完遂する」ことを目的に業務をこなす。コロナ禍のいまやらなあかん仕事か?市民にとって本当に必要な仕事か?苦悶する仲間の声も聞く。▼市長はというと、そもそもの財源不足には目を向けず、自分の好きな事業にはお金を注ぎ込み12年間の失政を続けてきた。なんでも「コロナのせい」で市民の福祉施策を削り職員の賃金カットでつけ払い。▼エッセンシャル・ワーカーが注目されている時勢。自治体の仕事だって、感染症対応の最前線に立つ保健師、コロナ禍でも開所が求められる保育所、自治体病院も社会的な関心が高まっている。窓口業務では市民の相談から生活支援につなげる役割がある。それぞれにエッセンシャル・ワークとしての意味合いが強く、市民生活との関わりでやりがいを感じる。▼私たちの仕事に「クソどうでもいい」はないはず。市長目線では自治体のあり方が曇って見える。(クソは誰よ)