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2023年04月21日

職場での困難「労働組合で解決ができます」

安心して子育てができるように~産育休代替に正規職員~

区役所職場では、職員が産育休に入ることから欠員となりました。

臨時的任用職員の配置はあるものの、ケースワーカーではなく事務員として配置され、3人で行っていたケースワーカーの業務を2人で担っているのが現状です。

業務を担う職員は「夜は子どもの保育園の迎えがあるために長くても2時間弱くらいしか残業ができず、毎朝始業時間前から業務をはじめ、日中は、電話や来庁者の対応に追われ、昼休みも取らずに、いかに作業に徹するか、トイレに行くのも時間がもったいないと感じる」までに業務に追い込まれていました。

「自分の仕事を片付けてから帰りたいけど、子どもにかかわる時間を犠牲にしていいのか葛藤した。人員削減がすすみ過ぎたことで、仕事と家庭の両立は難しい」

産育休に入る職員にとっても、休むことで一緒に働く仲間が疲弊しては、安心して休めません。

多少の無理をしてでも産前休暇のギリギリまで働かなければならない状態もあります。

こうしたことから、南支部では、3月27日に区長に対して交渉を行い、あわせて福祉評での交渉で粘り強く追及するなか、正規職員での代替を得ることができました。

「ほんとに苦しかった。個人が職場で申入れても何ともならなかった。個人的に区長に申入れるなんてできない。組合として申入れるなかで、正規職員での体制強化が実現できたことは率直に嬉しいし、組合でしかできないことだと改めて思う」

そもそも産休・育休代替に非正規雇用職員が入ることが多く、京都市職労として要求するなかで正規職員での代替を実現させ、その数を拡大させてきました。

職場で困ったことがあったら、労働組合で解決できます。京都市職労に加入をして一緒に解決をしましょう。