【2023メーデー】京都横断 ウルとらろうクイズ(解答・解説)
5月1日メーデーは、天候もよく、全体で約4000人の参加で開催されました。
市職労も横断幕やプラカードをもってパレードをしました。
パレードをしながら「ウォークラリー」のようにクイズ企画を実施しました。そのクイズの解答・解説を掲載します。
第1問:京都のメーデーが、御所での開催から二条城前に変更させられた年に起こった出来事は?
<解答>京都市が「職員整理要綱」(約1千人首切り案)を発表
<解説>京都のメーデーが、御所での開催から二条城前に変更させられた年は1952年です。この年に京都市は財政難を理由に「職員整理要綱」(約1千人首切り案)を発表しました。その他の選択肢もその前後に実際にあったことです。②高山京都市長が当選後、庁内を巡回して「協力できないものは去れ」と演説(1954年)、③京都市長が天皇入洛に際し市役所内組合掲示板撤去申入れ、市職労拒否(1951年)、④市役所平和を守る会発足(1951年)
第2問:京都市職労の前身は、各区役所で作られた労働組合-区職にあります。最初に労働組合を結成した区とその初代委員長の組み合わせで正しいものは?
<解答>上京・宇野清さん
<解説>最初に労働組合を結成した区は1945年の上京区役所で、初代委員長は宇野清さんでした。松嶋吉之助さんは市職労結成1945年の初代委員長。左京の白崎巌成さんと岡本順一さんはそのころの区職執行部を務められた方です。
第3問:2021年に休刊となった「ねっとわーく京都」。最終号の覆面座談会のテーマは?
<解答>「医療や保健所は危機的状況に」
第4問:民主府政といえば蜷川知事。蜷川知事の”朝の4つの仕事”でないものは?
ちなみに蜷川知事は原則”代決”を認めないなど、自身の仕事を秘書などによる代務で片づけるような姿勢はなく、いま府下で何が起こっているかを自身でキャッチされていた。
<解答>府庁内に設置されたハトの巣箱にエサをやる
<解説>蜷川知事の”朝の4つの仕事”は①役所の手元のお金「歳計現金」を確認する、②課長以上の出張を把握する、③急ぐ決裁書類を見る、④自身に届いた手紙を読む、でした。ちなみに「府庁内に設置されたハトの巣箱にエサをやる」も登庁後すぐに実際にされていた日課の一つでした。
第5問:東西ドイツが統一された年の京都市職労本部の書記長はどなた?
<解答>山村隆さん
<解説>東西ドイツが統一された1990年、京都市職労本部の書記長は西村昭さんと山村隆さんでした。この時、河内一郎さんは委員長、西川寿一さんは副委員長、宮本信一さんは統制委員でした。
第6問:京都市職員の「出産休暇産前産後通算16週間の保障」を勝ち取ったのは、何年の確定交渉?
<解答>1986年
<解説>京都市職員の「出産休暇産前産後通算16週間の保障」を勝ち取ったのは、1986年の確定交渉です。ちなみに産前8週となったのは1973年、多胎妊娠の産前10週は1977年からです。