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2023年09月06日

ザ・しょくば【2023.8.15&9.1】

平和堂で蜂蜜を買った。使うときに産地を見るとウクライナ産だった。ひまわりの花粉のみの蜂蜜。ひまわりはウクライナを象徴する花であり、広大なひまわり畑を想像し平和を願いながら味わった。▼ロシアの軍事進行開始から1年半経った。ソ連崩壊後、世界第3の核保有国となったウクライナに平和と安全の約束をし、核武装を放棄させたのは、米・欧そしてロシアだ。その約束を反故にしてロシアは侵攻し、その約束を履行するため米・欧は支援する。▼先日の広島サミットでの7カ国首相の献花台参列や原爆資料館の訪問は感慨深いものがあった。被爆国日本としてやるべきことは明白であり、慰霊碑にもある「過ちを繰り返さない」ことは犠牲者・遺族や私たち日本国民だけでなく、世界への誓いである。▼主権を維持し、紛争を解決し、元の鞘に治めることは困難なことだ。その間多くの人が死に傷つく。争いの原因や背景を理解せず、むやみに停戦を強制しても主権を維持できない。大国の拒否権がある以上国連も機能しない。コロナのように国を超えて災いに立ち向かえないか?と皆考えることは同じなのだが…。▼花火の型物にひまわりがある。先日の花火大会でも、大きなひまわりの花火が湖面に咲き誇った。花火大会の由来の多くは、災害や戦争犠牲者への弔いを目的に始まったものが多い。平和を願い、ひまわりを、蜂蜜を、花火を全世界で共有したい。(ひまわりと蜂蜜)