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2014年06月12日

[ザ・しょくば] 6月11日付

▼トップダウンで仕事が降りてくることが増えた。やることだけは決まっているが、他は何も決まっていないということもある。外部に発表しているので逃げ道はない。本当にできるのだろうかと不安一杯で無我夢中でがんばるが、たとえそれを達成しても上司の手柄。失敗したら部下のせい。「半沢直樹」でお馴染みの大和田常務も顔負けの状態だ。▼上司の思いつきによって180度方針が変わることも日常茶飯事。だが弱い立場で言われたとおりにやるしかない。上司の無理難題に答えながら、立派な資料を作るが、それは上司のための資料であり、市民の目に触れることはない。もはや、市民の幸せのために仕事をするという理想は捨て、どの案が一番通りやすいかを考えてしまう。市民から遠い人が全てを決め、市民に近く弱い人が怒鳴られる。組織とはそういうものだとあきらめるしかないのか。▼昔は部下のことを信じ「正しいと思うことをやりなさい。責任は私が持つから」と言う上司が少なからずいた。もうそんな上司は絶滅してしまったのか。希望はある。私の周りには人のために一銭にもならないことを愚直にがんばる労働組合の仲間がいる。きっと出世はしないだろう。私の上司になることもないだろう。でも、この人たちが好きだ大好きだこんな人がたくさん増えればきっといい市役所になるに違いない。
(にょろさん)