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2014年07月04日

【ザ・しょくば】 7月1日付

▼区役所や福祉事務所に配属された新規採用の職員の超勤が増えていると感じるようになったのはここ2、3年のことである。人員削減や業務増によって職場に余裕がなくなり、全体としてサポートしきれず、残業を余儀なくされているのではないか。▼本庁へ人事異動していった青年たちも、実態を聞くにつけ、大変な長時間労働を強いられていることが分かる。体や心を壊してしまっても無理からぬことである。長時間労働は過労自殺を含む過労死を引き起こす問題である。私たち労働者も、当局も命に関わる問題と受け止めてその是正に取り組む必要があろう。▼ところが、先日出された超勤縮減の対策会議で出された本部長指示は超勤縮減が強調されるあまりサービス残業をせよと言わんばかりの書きっぷりであった。これから繁忙期を迎えようかという職場で、係長がその指示を回覧するかどうかで悩んだ挙げ句、結局回覧しなかったほどである。▼はっきりさせないといけないと思うのは、縮減すべきは超勤代なのか超勤なのかということだ。本気で超勤縮減に取り組もうと思ったらサービス残業にしていた分を100%認めて、それを土台にして人員や体制、業務を見直していく努力がいるのではないかと思う。
(久平)