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2017年04月03日

【ザ・しょくば】2017.3.21

今年の春闘アンケートで、「人事評価制度による賃金リンク・給与反映」の結果が非常に気になる。全体から見ればそれほど多くはないが、「必要である」と答えている人が15%いるからだ。▼給与反映の影響を聞いた設問のうち、肯定的な意見で最も多かったのが「働きがい・やりがいにつながる」であったのだが、私は逆だと思う。「頑張りを評価してほしい」という思いは誰しもあるが、総務省から指導されている給与反映は、絶対評価を相対評価に変えろというものである。言い換えれば給料が増える人と減る人を強制的につくりだすということで、自分の頑張りを評価してもらうのではなく、組織の中での順位を決め、その順番に応じて給料が決まる制度だということを理解しておく必要がある。▼私は、小・中学校の時に相対評価によって成績が決まることに強い抵抗があった。国語の教科で必ず98点以上とるクラスメイトが数人いて、いくら頑張っても「5」の評価がとれなかった。他のクラスでは自分より低い点数でも「5」をもらってる人がいた。▼これと同じことが今の職場でも起こるなら、納得できない。しかも自分の給料にまで影響するとなっては、なおさら認められない。職員に順番をつけて競わすのではなく、個々の能力に違いがあることを受け入れ、それぞれの職員が自分の能力を十分に発揮できる環境をつくることこそが、組織の活性化であるはずだ。(ストイックビッチ)