お知らせ・ニュース

2018年01月10日

京都自治労連青年部 沖縄平和ツアー2017

京都自治労連青年部沖縄平和ツアー2017
沖縄の現状から自治体労働者の生き方学ぶ

 11月11日から13日にかけて、京都自治労連青年部が主催する沖縄平和ツアーに、市職労から6人の青年が参加。沖縄は、辺野古新基地建設や米軍機の墜落、米軍属による新たな犯罪など、問題が後を絶ちません。さらに、基地問題は「ミサイル防衛網」として日本全国へ広がり、各地で基地整備強化がされ、住民の生活や命を脅かす危険が増すなかで、自治体労働者としての生き方を学ぶツアーとなりました。京都市職労・沼田大志青年部長のレポートを紹介します。
かつての戦争において沖縄で起こった悲惨な現実、普天間や辺野古の基地問題などについて聞き、学び、そして自治体労働者として何ができるのか、参加した青年一人ひとりが考える3日間となりました。

〝戦争は人間性を奪う〟

最初に訪れた宜野湾市の嘉数高台では、普天間基地のすぐ隣に住宅地があることを目の当たりにしました。アメリカの航空法では、これほど住宅地に接近した普天間基地のような基地を作ることはできませんが、日本国内では日米地位協定の存在により、その法律は当てはまりません。また、当初「オスプレイは住宅地上空を飛行しない」とされていましたが、実際はアメリカ人の居住区の上空を飛行しないというだけで、日本人が住む住宅地上空は、普段から飛行していることを知り、基地問題の一側面を考えただけでも、怒りに思う事実が多々あります。
 平和祈念資料館には、沖縄戦の資料が数多く保管されており、旧日本兵が住民から食糧を奪ったり、住民を殺していたといった戦時中の証言も残されています。資料館で学べることは、戦争の虚しさや無意味さであり、ツアーを案内していただいたガイドの方の「戦争は人間性を奪うもの」という言葉を証明しており、心に響きました。

過去・現在を学び、未来へ

ツアーで中に入った糸満市の轟の壕は、沖縄戦当時に命を守るために日本人が逃げ込んだ洞窟の一つで、中は暗く、湿度が高く、泥や砂で汚れており、決して快適であるとは言えない場所でした。また、当時は飲み水も汚水も同じでした。「このような場所でも、入らざるを得ない状況であることが戦争であり、人間らしい生活を送れることはなかった」と言うガイドの方の説明に、二度とくり返してはならないと思いました。
 学んできたことは、沖縄の歴史や現状の一部に過ぎませんが、過去や今の事実を知り、考えることが、住民の命や暮らしを守る自治体労働者としての成長の糧となります。今後も市職労青年部は、学び、考える姿勢を大切にした取り組みを進めていきます。