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2018年07月13日

【ザ・しょくば】2018.5.21

新規採用の方への組合説明会で、労働条件改善のために組合が運動をしてきた歴史を語りながら、私が入庁した四半世紀前と現在との職場環境の変化の大きさを思わずにいられなかった。当時の職場は、どこでもタバコは吸い放題。お茶の準備と片付けは女性職員だけの当番制。どれだけ長時間残業しても申請できるのは月40時間まで…。もし今こんな職場があったら、時代遅れのブラック職場と非難を浴びるであろう。▼国会では、労働者を19世紀以前の無権利状態に逆戻りさせようとする「働き方改革」一括法案が提出された。「裁量労働制の適用拡大」についてはデータねつ造などが明らかになり法案から削除されたが、いわゆる残業代ゼロ制度の「高度プロフェッショナル制度」は法案の柱とされている。年収1075万円以上の専門職種が対象としているが、財界は年収400万円の労働者への適用を求めている。法律が出来てしまえば、労働者派遣法の適用範囲がどんどん拡大されたように、数年も経てば多くの労働者が労基法で定める「一日8時間、週40時間」の労働時間規制原則の対象から外されてしまうことは明らかだ。▼国で悪法が通ってしまえば、私たちが粘り強く運動して得た成果も台無しになる。自分たちの組織内の運動だけでなく、全国の仲間と一緒に国の悪政・悪法を阻止し、働く者の権利を守り発展させるたたかいにも力を入れないといけないと強く思う。(鉄子)