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2018年10月10日

「ヒバクシャ国際署名」宣伝行動

「ヒバクシャ国際署名」宣伝行動
雨の中でサイン「子どもの未来のために」

 国連が定めた「核兵器廃絶国際デー」の9月26日、四条烏丸で、ヒバクシャ署名京都の会のよびかけに京都市職労も参加し、「ヒバクシャ国際署名」宣伝行動を行いました。
京都原水協の小杉功事務局長は、この間の南北・米朝首脳会談の実現による、朝鮮半島の非核化と平和体制の確立に向けた歴史的動きにふれ、「朝鮮半島の非核化にとっても核兵器禁止条約の役割は大きく、その役割を担うのは唯一の被爆国である日本こそ」と強調。「核兵器禁止条約の原動力になったのは被爆者の声であり、その声が世界を動かしている。『ヒバクシャ国際署名』をひろげ、一日も早く条約を発効させよう」と呼びかけました。
核兵器禁止条約は人類史上初めて核兵器を違法化とするもので、昨年7月7日に国連で採択されました。条約は50カ国の批准で発効します。9月27日現在、新たに7カ国が署名(計67カ国)、4カ国が批准(計19カ国)し、条約発効にむけ前進しています。
雨の降るなか、観光でドイツからきた夫婦は、「ドイツ語に翻訳された被爆者の証言を読んで核兵器に強い関心をもった」といってサイン。「子どもの未来のために」とベビーカーを押しながら署名した親子連れなど、30分で32人分の署名が集まりました。