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2018年10月19日

青いとり保育園不当解雇裁判報告集会

青いとり保育園不当解雇裁判報告集会
保育の質守りたい
一石投じた裁判

 2015年3月、京都市立病院院内保育所「青いとり保育園」で起きた不当解雇事件。保育と雇用の責任を放棄した京都市と市立病院の責任を問うため、元保育士6人は裁判を決意しましたが、9月7日、最高裁のこたえは「上告不受理」という不当な判断でした。

会場いっぱいの支援者らが原告へねぎらいと感謝

10月3日、ラボール京都で行われた裁判報告集会には、会場いっぱいの支援者らが駆けつけ、保育と雇用を守るたたかいの先頭にたってきた原告6人へ、ねぎらいと感謝の言葉が送られました。
報告集会では、原告から「多くの保育現場で、保育の質を守ろうとする職員の自己犠牲が当たり前の状況が常態化している。保育の重要性をもっと広く知ってもらいたい」「裁判を通して大きく広がった運動を今後につないでいきたい」と思いが語られました。
福山和人弁護士は、介護事業所でも青いとり保育園と同じようなことが起こっていることを最近の事例で紹介しながら、「公契約の観点から大きな一石を投じる裁判になった」と強調しました。

雇用継続を義務付ける公契約条例の実現させたい

 10月4日、市役所前での宣伝では、原告6人を代表し、北垣光代さんがこれまでの支援にお礼のことばを述べ、「どこの保育所でも保育士が安心して働き続けられるよう、充実した公契約条例の実現と、京都市が本当の意味で『子育て日本一』にふさわしい保育行政の実現を求めて、これからも引き続き運動に取り組んでいきたい」と決意を語りました。京都市職労の小林竜雄委員長は、「青いとり保育園の問題は未解決のままだ。京都市における民営化が推し進められる今、雇用継続と賃金・労働条件の確保を義務付ける条項を公契約条例に規定することは必要。保育と働く者の雇用を守るため、市職労も引き続き取り組んでいきたい」と呼びかけました。