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2020年04月02日

介護保険問題3・25市役所前街頭演説

「市民のために」の誇り蔑ろにするな
集約・委託・雇い止めNO! 継続してたたかう
介護保険問題3・25市役所前街頭演説

 各区役所で行っている介護保険認定給付業務を、京都市は4月1日から「京都市介護認定給付事務センター」を新設して集約し、パーソルテンプスタッフ株式会社に委託しようとしています。
3月4日に京都市職労が行った嘱託員雇い止め問題緊急交渉で、ストライキも辞さない構えで嘱託員の雇用を守るよう追及しました。
市職労組合員を含む雇い止めとされた嘱託員の雇用が、一定確保されたことでストライキは回避されましたが、4月以降、いまだ34人の嘱託員の雇用が決まっていません。3月24日の春闘要求書提出交渉で、雇用主責任として4月以降も早急に雇用を確保するよう追及し、ひき続き再就職支援を行うことを約束させました。3月17日の民生支部と保健福祉局との交渉でも全く示されなかった4月以降の業務マニュアルは「3月25・27・31の研修内で業務マニュアルを示す」と回答があったものの、4月直前の研修で業務が滞りなく引き継がれるとは到底考えられません。このまま4月から集約委託を強行すれば、一時的な混乱では済まされない事態になることは明らかであり、市民サービスの水準を確保するためにも、いったん立ち止まり集約委託と雇い止めを中止するよう強く迫りました。
山場となった25日の集会で、永戸有子委員長は、これまで訴えてきた嘱託員のスピーチに「自らの雇用の心配だけでなく、市民や介護事業者が困ることを心配する嘱託員の言葉にいつも胸が熱くなった。京都市の暴走をストップさせるためにやれることは全部やろうと、嘱託員の仲間と一緒に、声をあげてくれる仲間たちに支えられ、一緒に取り組みを進めてきた1年3カ月だった」と振り返り、「改めて京都市に対し、方針を一旦中止し、希望する嘱託員全員の雇用が一刻も早く確保されるよう団結して運動を進めていく」と決意を語りました。
介護保険認定給付業務を担う嘱託員二人がスピーチを行い、不誠実な対応と回答に終始してきた当局に対し、「安く使って、適当に捨てる。そんなことを平気で行う京都市の福祉が良くなるはずがない。嘱託員には10年以上のキャリアと才能を持った先輩も、市民に寄り添う丁寧な若い嘱託員も大勢いる。失った人材はもう戻らない。非正規雇用労働者や、市民に対し、誠実な市長と保健福祉局になってほしい」。自身の職場で嘱託員の数が1/3に激減し、委託先からの派遣職員へ指導も行う多忙な業務のなか、「嘱託員は自分の休憩時間を削ってでも市民サービスを低下させないため努力している。そこにはただ『市民のために』という共通の思いがあり、誇りと責任があるからだ。業務を数値化して人員を配置している京都市だが、私たち嘱託員が数値化できない見えない仕事をいかにしてきたか京都市はわかっていない」と強く訴えました。介護事業所関係者からも、市民や職員の声を無視する京都市の暴走姿勢に対して怒りの声が噴出しました。
京都自治労連福島功執行委員長は、「京都市の介護保険に関わる公的責任を求めるたたかいと、集約委託化による雇い止めを許さないたたかいは今後ますます正念場となる。ひきつづき団結して運動をすすめよう」と呼びかけ、決意を固め合いました。