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2020年04月16日

【ザ・しょくば】2020.4.15

「言葉の力」に助けられた。▼3・25「介護保険業務の集約委託やめろ嘱託員雇い止め許さない市役所前街頭演説」に、170人の仲間が集結した。市職労や市民の声である「集約委託の方針を撤回」させることができないまま、介護保険嘱託員としては最後の訴えを聞いた。▼「休憩時間を削ってでも市民サービスを低下させないよう、数値化できない見えない仕事をしてきた」。「この失った人材はもう戻ってくることはできない」が、「私たちのために運動していただきありがとうございました」。▼解雇を突きつけられて1年3カ月。嘱託員は自らの雇用の心配よりも、市民や介護事業者が困ることがないかと心配する姿勢であった。▼一人ひとりが感じていること、考えていることを言葉にする。▼言葉で話して、言葉で聞いて、言葉で伝える。この言葉のつながりが積み重なって、広く大きな運動ができあがっていった。この運動がまた、言葉となって、介護保険嘱託員に帰ってきた。そして、嘱託員の中で温められた言葉は、くじけそうな自分の心の支えとなり、そんな人たちが集まりつながり、揺るぎのない強靭な団結となっていく。▼始まりはちっぽけな言葉でしかなかったものが、こんなに大きな運動になっていく「言葉の力」。介護保険業務の集約委託は止められなかったが、嘱託員の雇用は「言葉の力」によって少なからず前進させることができたといえよう。(梨田好子)