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2021年04月01日

【ザ・しょくば】2021.4.1.

今はVUCAの時代らしい。変動性、不確実性、複雑性、曖昧さ。何だか言葉がフワフワして地に足が着かない感じ。わが市役所に目を向けると、働き方改革や真のワークライフバランスの掛け声が喧しいが、実際、長時間労働やサービス残業で一所懸命に仕事を回している職場もあるし、「ブラック労働」や「使い捨て人材」の言葉が頭をよぎる…。自分の人生このままでいいのか…。一体、誰がこの不安を解消してくれるのか…。誰って、自分でしょ!?正解がない世の中、社会の常識や物事の前提条件も目まぐるしく変わる。俳優の大泉洋氏はあるテレビ番組でこんな風に言っていた。「どの方向であっても、自分が前に踏み出した一歩は全部正解」。自分の経験上、人生を激変させるほどの刺激を与えてくれるのは、家族や親友ではなく、往々にして「ウィークタイ(弱いつながりの他者)」である。でも、そういう人達とのつながりを作って維持するためには、自由に使える可処分所得、可処分時間、可処分エネルギーが必要だ。自分の人生のベストバランスを組織は管理してくれない。仏教に「自燈明」という言葉がある。自分の歩く道を明るく照らすのは自分である。人生の選択肢は無限大。労働組合の活動に参加するのも、既存の固定概念の殻を破って、自ら創造性を発揮すれば、立派に人生の選択肢の一つです。で、いつ加入するの?今でしょ!!
(ALL自己責任)