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2022年02月21日

ザしょくば【2022.2.1】

Netflixでドラマ化された「新聞記者」が話題だ。森友学園問題にかかわる公文書改ざん事件をモチーフにしている。公文書改ざんを強いられて自死された赤木俊夫さんを思い浮かべると心が痛い。▼生前、赤木さんは「僕の雇用主は国民」「僕は公務員として誇りを持っている」と語っていたそう。「改ざんに泣きながら抵抗した」とも。赤木さんが肌身離さず持ち歩いていた手帳にはさまれていた擦り切れた国家公務員倫理カード―国民全体の奉仕者であることを自覚し、公正に職務を執行しているか。職務や地位を私的利益のために用いていないか。国民の疑惑や不信を招くような行為をしていないか。公共の利益の増進を目指し、全力を挙げて職務に取り組んでいるか。勤務時間外でも、公務の信用への影響を認識して行動しているか―日本国憲法を土台にした理念である。▼自治労連結成30年を記念して発刊された民主的自治体労働者論を読み進めていく「本読み駅伝」の取り組みは、折り返し地点。▼民主的自治体労働者論は、憲法に規定された「全体の奉仕者」(国民全体や社会全体への奉仕者)という立場の特殊性を踏まえ、「憲法尊重擁護義務=憲法を活かし守ること」を基本に、その職務を果たすという自治体労働者の性格を明確に打ち出している―とある。▼市長の行財政改革計画の本質は新自由主義に基づく構造改革。そこで「雇われて働く」こととあるべき公務員像とは何かを考える。(新聞担当)