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2022年04月01日

ザしょくば【2022.4.1】

2022年度予算が成立した。市長は予算案を記者発表する際、早々と財政危機は脱したかのような発言をした。2021年度、予想を大幅に超える市税収入があったためだ。▼2021年度の予算を組む際は、2020年10月に収支不足が500億円に達すると危機感を煽った末、賃金カットや市民負担増の施策のきっかけを作った。この500億円の内、大きなウエイトを占める市税収入は、コロナ禍の影響でリーマンショック並みの減収、当時はなんと200億円も減少すると見込んでいた。最終的には前年度に比べ140億円の減収予算としたが、大きく収入見込を見誤ったのでないか。▼実際2021年度の市税収入は、コロナ禍以前の3000億円に到達する勢いだ。当初予算と比較すれば、200億円も増収となる。市税収入見込を予想する困難さは理解するが、大きな減収予算としなければ、賃金カットも市民負担もしなくて良かったのではないかと疑心が湧く。うがった見方をすれば意図的に過少に見込んだのではないか。そのせいで措置され過ぎた地方交付税は、3年かけて返却しなければならない。▼公債償還基金の取り崩しによる財政危機を克服しようと、行財政改革は始まったばかりというのに、市長は「克服できる見通しが立った」とご満悦だ。職員や市民の苦しみを本当に理解しているのかと言いたくなるのは私だけでないはずだ。(バブル世代のラスタヤロウ!)