2023年10月11日
ザ・しょくば【2023.10.1】
私には双子の息子がいます。9歳です。15分差で生まれて来ましたが、2人は全く正反対の性格をしています。長男はゆったりマイペースで、ものごとを慎重に進め、ひとりの世界を楽しみます。次男は誰とでも友達になるような明るいお調子者です。当たり前ですが同じ環境で育ってきました。それなのにこんなに違います。2人を見ていて感じた事は、親が「こんな風になってほしい」と思ったり、「なんでこんな性格なんやろう」と悩んでも、結局、人の性質は生まれながらにその子が持っていて、こちらがやきもきしてもそんなに変わらないのではないかということです。次男は感情をストレートにぶつけて来るため、特に保育園時代は困ってしまい悩んだことも多々あったのですが、それもこの子の性格。ちょっとやりづらいなと思うけれど、繊細で感情豊かなところはすごく長所でもあります。長所と短所は隣り合わせで、生まれながらに持ち合わせているものならば、短所より長所をいかに伸ばして気づかせてあげられるかを考え、接していく方が大切だなと感じています。とは言いつつ、昨日も次男の態度に激怒してしまいました。母親の先輩である同僚に話すと「私は22年親をやって、やっと子供との接し方を悟った。あんたはまだまだ新米や」と言われました。その子を理解し悟りを開くにはまだまだ鍛錬が必要なようです。面白い毎日です。
(成長段階の母)