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【コラム】ザ・しょくば(2025.5)

2025年6月3日

“当たり前”と思ったことが“違う”と年齢を重ねるごとに動揺が大きくなる。▼外勤で転倒し大けがをしても公務災害として補償されないことがある。民間と公務では認定に“格差”が生じている。支部の審査会に審査請求をしても覆がえらない。公務災害認定を求める署名の説明を聞いたとき「なぜこのようなケースが公務災害にならないのか」と本当に驚いた。今後同様のケースで皆が苦しむとの思いから、古木の心に久々に火がつき署名活動をした。▼「安心して外勤ができない!」と皆に依頼し、多くの署名を本部に届けることができたが、しばらくして支部審査会で審査請求が棄却されたと聞き、心底がっかりした。私はあきらめ忘れようとしていた…。▼そんな中、再審査請求での逆転勝利の一報を聞き「マジか!」と驚き喜ぶと同時に、一度あきらめてしまった自分を恥じた。▼市職労本部や支援団体、弁護士、全国の労働組合が協力して、オンライン署名含めさらに多くの署名を集め、事例等を調査し、様々な方面に働き掛け、今回の逆転勝利に繋がったと知った。▼受傷し大変な状態の中、相談頂いたご本人様、相談を受け止め組織の力を存分に発揮することに尽くされた方々、一筆頂いた皆様、本当にありがとう。「組合があって本当によかった」

(@WMG台北)

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